9月上旬に、卒園制作『絵皿をつくろう』が開催されました。
保護者の皆様も沢山集まってくださいました。
講師の、岡山大学名誉教授 小野山嘉木先生から作り方を教えて頂きます。
赤土の粘土でダンゴをつくって
棒で伸ばして、型に入れて皿を作ります。
皿に化粧土(けしょうど)を塗ってから、細い棒でひっかいて絵を描きます!
魚、虫、乗り物、恐竜、自分や友達など、子ども達が自由に書いています。
園内で3週間ほど乾かして、園の窯で素焼きをしました。
780℃で1日かけて焼きます。
小野山先生によると、
素焼きをすると、粘土の中に残った水分がなくなって割れにくくなり、
釉薬(ゆうやく)の染みこみが良く、仕上がりが綺麗になるそうです!
小野山先生が丁寧に窯に入れたり、出したりして下さっています。
窯を上から見たところです。
3点、もしくは4点で棚板(作品の載せて焼く板)を支えるようになっています。
今回は、安定感のある3点で、10枚の棚板を重層して支えたとのことです。
素焼きした絵皿に、釉薬をかけていきます。
手前の樽に入っているのが釉薬で、白くなっている皿が、釉薬のかかったものです。
一枚ずつ、釉薬をかけているところ
2時間以上かけて、全ての絵皿に釉薬をかけてくださいました。
このあと、10月上旬に、1日かけて、1230℃で本焼き(ほんやき)をして、
世界にひとつだけの絵皿が完成しました☆
お家の方もとても喜んでくださいました。
持ち帰り、家に飾ってくださるようです。
小野山先生、保護者のみなさま、ありがとうございました。
卒園まであと5か月あまりとなりました。
一日一日を丁寧に元気に過ごしていけたらと思います。