稲垣昌孝園長

あじさい組の子どもたちの中に乱入して、パチリ!

社会福祉法人橘福祉会 橘今保育園
園長 稲垣昌孝

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園庭にある畑の手入れは、毎朝の日課。去年採れたリンゴは園児一人に2個ずつ。今年も同じくらい収穫できそうです。

保育園一筋46年目の
おじいちゃん園長ですが、
子どもたちを愛する気持ちは
誰にも負けないよ。

いきなり古い話で恐縮ですが、私の実家はお寺で、住職である父が地域の民生委員をやっていました。その関係で父は、いろんな家庭と関わり、いろんな悩みや相談を聞くなかで、この地域には保育所が必要だと強く思うようになった。それで私もその思いをうけて、大学で福祉を学び、卒業後にすぐこの保育園の建設に関わりました。全くのゼロからの立ち上げでしたが、理想だけは誰にも負けないという思いはありました。そしていろんな方の協力を仰ぎ、土地を探し、建物を建て、保育士を募り、子どもたちを受け入れる…。準備に1年かけて昭和43年4月1日に開園。当時の定員は60名でした。その2年後に園長となり、いろんな失敗や喜び、悲しみを我が身の糧としながら、もう46年目のおじいちゃん園長です。

子どもたちの純粋さが、私たちのエネルギーの源。

その間、子どもたちを囲む家庭や社会環境、そして保育園に求められる役割も大きく変わりました。けれど変わらないのは、幼い子どもたちの持つ純粋さです。
子どもたちのちょっとした仕草、ふともらすひと言、それまでできなかった何かが初めてできたときの嬉しそうな表情…。そういう無垢で健気な姿を目の当たりにすると、思わず涙が出てきますね。もう本当にこちらも嬉しくなるんですよ。
その純粋さに触れられるからこそ、私もこの世界から離れられないのだと思います。そして橘今保育園では、同じ思いを抱くたくさんの保育士たちが子どもたちの健やかな成長を願い、日々日々の保育活動に懸命に取り組んでいます。

立派な保育園と呼ばれるよりも、
いい保育士がいる保育園と呼ばれたい。

ここでみなさんに質問。
世の中にはたくさんの保育園がありますが、どんな保育園がいい保育園だと思いますか? その価値はどこで決まると思いますか?
私は、保育園の価値はどんな保育士がいるかで決まると思っています。
橘今保育園には今、三十数名の保育士が在籍しています。
「子どもたちの笑顔が私たちの生きる糧」、ってちょっとオーバーかもしれませんが、橘今にはそんな想いを抱く保育士でいっぱいです。
保育士という仕事は、端から見るほど楽な仕事ではありません。精神的にも肉体的にも、結構きつい仕事です。幼い命を預かる仕事なのですから責任の重さもはかりしれません。こころが折れそうになるときだってあるでしょう。

でも、覚えていてください。悩み、壁にぶつかったりしながらも、子どもたちへの愛情を決して失わない保育士がいる保育園は、子どもたちにとっても保護者にとっても、絶対に「いい保育園」なんです。

そして園長である私の役目は、橘今保育園に集う保育士全員、職員全員がキラキラと輝く毎日を送れるよう、その環境を整えることだと思っています。